みどりに関する調査・計画
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主な計測機器

   
■超音波デジタル測高計・レーザー距離計
 超音波デジタル測高計(バーテックス)は樹木の梢端を視認できればセンチ単位で樹高を測定できます。また、2点間距離の計測にも使用します。
 レーザー距離計(ディスト)はレーザー光が届く範囲であればミリ単位で距離を測定できます。調査枠の設定や縦横断距離の計測、構造物の計測などに使用します。降雨時などバーテックス単独で測定困難な場合に併用します。 

バーテックス

ディスト

 

■データロガー
 植物種の生長に重要な影響を与える照度と温度、湿度を数ヶ月にわたって計測し続ける事が可能な計測機器です。
 写真左側のデータロガーにおいては、水中照度・水温の計測も可能であるため、河川における土砂濁りが水草に与える影響の観測も可能となります。

データロガー

(左:照度・温度 右:温度・湿度)

    

照度計測例

    

温度計測例

 

■照度計
 植物種の生長に重要な照度を手軽に計測できる機器です。基本的に調査地と対照地で同時に計測し、計測値差を比較して判断します。
 ただし、直射光や斜入光の影響を避けるため、計測においては太陽が高く昇っている時間帯を中心に午前10時〜午後2時頃が適しており、天候も曇りが良いとされています。

照度計

 

■土壌硬度計
 土壌断面を試坑し、土壌層位毎の土壌硬度を計測することで、植物の根茎の伸長への影響を計る機器です。
 土壌硬度10〜23mmの粘性土と10〜27mmの砂質土が、根茎の伸長に適した土壌と考えられています。
 また、土壌の深さにおける土壌硬度を簡易に測定する場合は、長谷川式土壌貫入計を用います。

山中式土壌硬度計

  
土壌硬度からみた植物の生育状態予測

 

■ポケットタイプテスター(pH/EC/TDS/Salt)
 貧栄養を好む特定の生物種(モウセンゴケ類、ハッチョウトンボなど)にとっての生育・生息環境としての適性をみるために使用します。
 ハンディタイプの機器はその場で測定できることから、確認した種と生育・生息環境の関係をその場で理解できる利便性があります。
 当社所有の機器は、5つのパラメーター(pH、導電率、TDS、塩分濃度、温度)を測定できます。

PCSTestr35

 

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